現在エチオピアの情勢が緊迫しています。

まずなぜモカとよばれるか解説
「モカ」の由来は港の名前にあります。イエメンのモカ港から輸出されたコーヒー豆をモカと呼んだことが始まりです。
イエメン産だけでなく、エチオピア産のコーヒー豆も一緒に輸出されていたため、エチオピア産のコーヒーもモカと呼ばれています。

エチオピアでは政府軍と、ティグレ人民解放戦線との武力衝突が昨年より続いています。ティグレ人民解放戦線が２０２１年10月末に交通の要衝であるアムハラ州コンボルチャを奪取し、
首都アディスアベバへの侵攻を仄めかしたことをきっかけに、アビー首相は国土全体を対象とした非常事態宣言を発出。
これを受けて米国をはじめとして複数の国が自国民にエチオピアからの退避命令を出す一方、人道支援に取り組む国連職員が現地で拘束されるなど、事態が急速に緊迫化しています。現地は大変危険な状態であり、コーヒー豆ののみならず様々な経済打撃を受けている状況です。

ティグレ州を中心に最悪の5レベルの一歩手前である4のエリアが広がっています。今後も輸出の見通しが立たないと報告を受けております・・・

弊社としても、今までのモカは見通しが立たない中、あたらしいモカを入手することになりました。この豆もいつまで入手できるかわからない状態です。値段も高騰し続けています。
一日でも早く内戦が収束することを願っています。